ファイナンシャルプランナー高原です。
今日も大阪はとても寒かったですが、他の地域はどうでしたでしょうか?
くれぐれもお体には気をつけてくださいね。
さて、今日も朝と夕方に気になるニュースを動画にしてみました。
特に朝のニュースは文字で読んだほうがわかりやすいかと思いますので、こちらのブログも合わせて読んでみてください。
それでは今日も寒さに負けずはりきっていきましょう!
朝のニュース「ソフトバンク 新料金プランを改定」
みなさんすでに新たな携帯プランは決めましたか?
私は先日Ahamoの申込予約をしたところ、一昨日くらいにSMSが届いてました。
まだ悩んでいる方もいると思いますが、
そんな中ソフトバンクが新料金プランの改定を発表するようです。
(朝の時点では今日の商品発表会にて発表とのニュースでしたが、正式に発表になりました。)
ソフトバンクは18日、オンライン手続き専用の新プランの名称を「LINEMO(ラインモ)」とし、3月17日に始めると発表した。データ容量は20ギガ(ギガは10億)バイトで月2980円(税抜き)と公表していたが、無料通話分を切り分けて2480円に変更する。競合のKDDIと条件を並べ、顧客の流出を防ぐ。
日経電子版より抜粋
これまでのプランは
「データ量20GB・5分かけ放題付き・2980円」
というドコモと同じプランでした。
(ソフトバンクはLINEの利用についてはデータ通信に含めません)
今回発表になったのは
「データ量20GB・5分かけ放題はオプションで500円払えば付加可能・2480円」
auと同じ戦略に落ち着きましたね。
さて、ここで問題なのが
果たしてどの会社のプランにすればいいのかです。
提示される選択肢の数が多ければ多いほど選びづらくなるという事もありますので、
悩んでいる方宛に見直しの基本的な流れをお伝えしますね。
現状把握(データ量と通話料を把握しよう!)
見直しを考えたら、まずは
「データ使用量」と「通話料」の現状把握を行います。
3ヶ月分も行えば傾向は分かるはずです。
ちなみに私の場合、毎月データ使用量は10GB前後でした。
おそらくほとんどの方はこのくらいだと思います。
通話料ですが、
私はUQモバイルの10分かけ放題パック(基本プランに700円プラス)を付けているので、
その金額とそれをオーバーしてかかっていた520円と留守電サービスの300円が通話料になります。
対策の立案(自分の使用量から見たプランの列挙)
現状を踏まえると、
データ使用量はどの会社でも大丈夫そうです。
あえて言うなら楽天モバイルなら料金がさらに安くできそうです。
通話についてですが、これは人によってかなり異なってきます。
私の場合は仕事で使うこともあるので通話オプションは必須ですし、
留守電やSMSも必要です。
ただプライベート使用のみで、
LINE電話やメッセンジャーアプリの通話を使う方はいらないかもしれません。
ここはしっかりと自身のマイページで調べてくださいね。
さて、ここまで見ると、
私の場合はどこにしてもそこまで大差ないということがわかります。
楽天モバイルなら多少安くなりますね。
対策の評価(どのプランが一番か選択する)
ここからは、様々な視点で絞り込みを行います。
私の場合は仕事で使うということもあり、
・電波環境の良さ
・通話のクリアさ
・留守電などのプラスアルファサービス
このあたりで選ぶ事になります。
ここで私は楽天モバイルが外れます。
楽天モバイルは現在使っているのですが、
どうしても通話の品質が他のキャリアに劣るのは否めないと感じています。
あとの3社はあまり差がないと思いますので、
久しぶりにドコモを使ってみようとAhamoに決めました。
対策の実行(あとは実行するのみ)
あとは申込みだけ!
なのですが意外とここから進まない人もいます。
解約のときの違約金を気にしている方もいるようですが、
違約金は現在1000円になっているので、そこで悩む必要はないですよ。
気に入らなかったらまた変えればいいかくらいの気持ちで大丈夫です。
もしそれでもなかなか決まらないという方は、人の力を借りてやるのがいちばんです。
ぜひご相談ください。
夕方のニュース「去年一番増えた投資信託が発表!」
昨今の株高の影響で、投資信託を持つようになった方も増えたと思います。
そんな中日経の夕刊で、
「去年一年間で一番増えた投資信託」の発表がありました。
国内で新型コロナウイルス感染が明らかになってから1年。その間に大きく成長したファンドがある。国内公募の追加型株式投信の1年騰落率について調べたところ、上位には電気自動車(EV)やブロックチェーンなどテクノロジー関連の海外株式型が並んだ。コロナ禍で加速したデジタル化などを追い風に次世代技術の関連分野に投資するタイプが好成績を収めた。
日本経済新聞 2月18日夕刊より抜粋
では、その中でも一番増えた投資信託は何かというと・・・
首位は日興アセットマネジメント「グローバル・プロスペクティブ・ファンド」。世界株式のうち劇的な生産性向上や急激なコスト低下など「破壊的イノベーション」を起こしうる企業に投資する。昨年1月末時点の基準価格は1万1000円台だったのが1年後には2万7000円台と2倍以上になった。
日本経済新聞 2月18日夕刊より抜粋
ほとんどの人は聞いたことないのではないでしょうか?
最近のニュースや本を見ると、「インデックス投信一本推し」が多く、
テーマ型の株式投資はあまり勧められていない印象です。
たしかに私もテーマ株型の投信はやめたほうがいいですよなんで言うこともあります。。。
ではなんで「テーマ株型投信はおすすめできない」のでしょうか?
テーマ型投信を勧めない理由その①「流行り廃りがある」
テーマ株型投信は流行り廃りがあるため寿命が早い
というのが一番多く言われる理由です。
ですが、これは的外れだと思います。
そもそもテーマ株型投信自体がもともと流行り廃りありきで設定されているものですし。
流行り廃りがあるからこそここまで大きな短期的なリターンが取れるわけですしね。
(昨年一年間日経平均のインデックス投信の実績はたったの+19.2%です)
仮に長期の運用をしようと思ってテーマ株型投信を購入したのであれば
明らかに投資信託の購入者が選択を誤っただけなので商品に罪はありません。
テーマ型投信を勧めない理由その②「金融機関の客寄せとして利用されやすい」
テーマ株型投信って販売が簡単なんだと思います。
私なら
・お客様、「AI」って聞いたことありませんか?
今すごく話題ですよね!
・実は今非常に伸びている技術なんです。
・ちなみに当社ではそんな伸び盛りのAI関連株を集めた
投資信託を作りました!
・直近の実績は+〇〇%です!
・いかがでしょう??
多分これだけです。
でもテーマ型投信に限らず、金融機関の商品販売なんてこんなもんなんです。
あくまで「手数料収入」が全てなので。
なのでこれもテーマ型投信のみにあてはまるものではないんです。
つまり、テーマ型投信を勧めない理由として出ているものは、
「テーマ型投信がよくないからだめ」という種類のものではないんですね。
FP髙原的にはテーマ株型投信はあり!
個人的には全然ありだと思います。
多くの方が間違いがちなのですが、投資でいちばん大事なのは商品ではありません。
「なんのためにどのくらいのお金が必要なのか」という
「目的と目標を明確にすること」がいちばん大事なんです。
それを明確にした結果、短期で大きく増やせるものが一部必要になれば
テーマ株型投資信託はむしろ必要な商品です。
ちなみに、これも個人的な見解ですが
株はもうしばらく順調に上昇すると考えます。
FRB・日銀ともに金融緩和政策の継続を表明していますし、
国債から株にお金が回ることで長期金利も徐々にですが上昇しています。
こういう状況だからこそ、
変な情報に惑わされないように、まずは「目的と目標」を明確にした上で投資を始めましょう。
もし迷われることがあるようであれば、お気軽にご相談くださいね。
まとめ
今日もニュースの解説をお届けしました。
毎日非常に多くのニュースがありますが、
「これってどういう事?」というニュースもたくさんあります。
そんなときに役に立つ存在として使ってくださいね。
また明日もぜひご覧ください。