FPたかはらです。
外出自粛ということで、多くの方がインターネットを見る機会が多くなったのではないでしょうか。
とても多くの情報が手に入るようになった反面、目が疲れやすくなったり体が固くなりやすくなってます…。
1時間に1回は体と目の筋肉のストレッチをしないといろんなところに影響が出てくるそうなので、みなさんもテレワークの時はストレッチを忘れないようにしましょうね。
そんな中、いつものように資料作成しながらネットサーフィンをしている時興味深い記事を見つけました。
本日はそれを紹介してみたいと思います。
インタビュー記事で、インタビューを受けているのは唯一無二のキャリアを持っているお笑い芸人の方です。
自分も読んでいて、改めて考えさせられることがたくさんありました。
35歳でお金のために働かなくてよくなるためには?

その記事はこちらです。
厚切りジェイソンの投資論「人生をリッチにするために必要な投資と節約術」 @DIME
厚切りジェイソンさんがお金について語ってます。
本当に基本的なことしか言ってないのですが、とても大切なことを言ってくれています。
その中からいくつか抜粋して自分なりに解説していきます。
厚切りジェイソンの投資論「人生をリッチにするために必要な投資と節約術」 @DIME
厚切りジェイソンさんがお金について語ってます。
本当に基本的なことしか言ってないのですが、とても大切なことを言ってくれています。
その中からいくつか抜粋して自分なりに解説していきます。
①FIREで必要なのはFI
以前、FIREムーブメントについてのブログを書きました。
そのFIREという考え方について、厚切りジェイソンさんはこのような意見を持っているようです。
自分も「FIRE」という考え方はあまり賛同できません。
その理由は後半の「早期退職」にあります。
ブログにも書いたとおり、早期退職を目的とした経済的独立を実現するためには非常に強い意志が必要です。
厚切りジェイソンさんの言う通り、経済的独立は本来誰もが目指すべきことであり、仕事を続けるか続けないかとは関係ないですよね。
そこに「早期退職」という考え方を入れてしまうことで、達成期限が早くなり無理やりな資産形成が必要になってきてしまいます。
しかも日本人はアメリカ人と違いお金に関してのリテラシーがあまり高くありません。
それについても厚切りジェイソンさんは述べています。
そもそも日本とアメリカでは環境が違いますし、お金に関する知識量も違います。
「FIRE」というのもアメリカの若者が提唱した考え方のようですし、日本人がそのまま真似していいものではないです。
しっかり地に足をつけた考えが必要になりますね。
そのFIREという考え方について、厚切りジェイソンさんはこのような意見を持っているようです。
日本だと早期退職の「Retire Early」の部分がフォーカスされがちですけど、本当は仕事とは関係ないと思うんです。
確かに、仕事をしなくてもお金に困らないのでリタイアする人もいますが、それは仕事をしなくていいということではないはず。
仕事がなくなっても困らない自由はほしかったですが、僕の場合はまだ若いし、仕事が楽しくて、達成感が得られるので、お金が貯まってもやめる必要はないと思っています。
自分も「FIRE」という考え方はあまり賛同できません。
その理由は後半の「早期退職」にあります。
ブログにも書いたとおり、早期退職を目的とした経済的独立を実現するためには非常に強い意志が必要です。
厚切りジェイソンさんの言う通り、経済的独立は本来誰もが目指すべきことであり、仕事を続けるか続けないかとは関係ないですよね。
そこに「早期退職」という考え方を入れてしまうことで、達成期限が早くなり無理やりな資産形成が必要になってきてしまいます。
しかも日本人はアメリカ人と違いお金に関してのリテラシーがあまり高くありません。
それについても厚切りジェイソンさんは述べています。
アメリカでは、日本と違って公的年金制度が不十分なので、老後のために自分で資産運用するのが当たり前です。日本でもiDeCo(個人型確定拠出年金)などがありますが、アメリカでは社会人になったらそれを自動的に始めます。
そもそも日本とアメリカでは環境が違いますし、お金に関する知識量も違います。
「FIRE」というのもアメリカの若者が提唱した考え方のようですし、日本人がそのまま真似していいものではないです。
しっかり地に足をつけた考えが必要になりますね。
②自分なりのルールを持つ

これ、ものすごく大事です。
人間は「感情」の生き物であり、「快楽感情」に流されがちです。
したがって、物事を成し遂げる際には「ルール」を決めてそれに沿って行動することが一番の近道と言われています
厚切りジェイソンさんはしっかりと自分なりのルールも決められているようです。
これだけ見ると簡単なことのように見えますよね。
ですが、この中にも2つの重要なポイントがあります。
まず、「月末に2年分の生活費を現金で残して、残りを投資する」ということですが、これは「自分の生活費をしっかり把握できている」ということです。
さらに投資先についてもしっかり自分なりのルールを決めているようで、「トータルマーケットインデックスの投資信託」に投資をしているようです。
ちなみに、「トータルマーケットインデックス」は「米国の投資可能な約4000銘柄を時価総額で加重平均した指数」のことです。
米国株式の有名な指数としては「S&P500」がありますが、これらは「時価総額で加重平均した上位500銘柄」になりますので、投資可能銘柄の80%のカバー率になります。
どちらがいいのかという話を書くと、それだけでブログ1つくらいのボリュームになるのでここでは割愛しますが、しっかりとルールを決めているのはすごいことです。
人間は「感情」の生き物であり、「快楽感情」に流されがちです。
したがって、物事を成し遂げる際には「ルール」を決めてそれに沿って行動することが一番の近道と言われています
厚切りジェイソンさんはしっかりと自分なりのルールも決められているようです。
僕の投資手法はとてもシンプル。月末に、2年分の生活費を現金で残し、残りのお金はすべて投資に回しています。芸人の仕事は安定した収入ではないので、投資額が多い月と、少ない月がありますが、このやり方は変わらないですね。過去には、収入の9割を投資していたこともあります。
これだけ見ると簡単なことのように見えますよね。
ですが、この中にも2つの重要なポイントがあります。
まず、「月末に2年分の生活費を現金で残して、残りを投資する」ということですが、これは「自分の生活費をしっかり把握できている」ということです。
さらに投資先についてもしっかり自分なりのルールを決めているようで、「トータルマーケットインデックスの投資信託」に投資をしているようです。
ちなみに、「トータルマーケットインデックス」は「米国の投資可能な約4000銘柄を時価総額で加重平均した指数」のことです。
米国株式の有名な指数としては「S&P500」がありますが、これらは「時価総額で加重平均した上位500銘柄」になりますので、投資可能銘柄の80%のカバー率になります。
どちらがいいのかという話を書くと、それだけでブログ1つくらいのボリュームになるのでここでは割愛しますが、しっかりとルールを決めているのはすごいことです。
資産形成は「増やす」だけではない
さらに、多くの方が勘違いしてしまうことについても述べています。
確かに、「どう使うか」はとても重要です。
銀行預金から1万円の利息を受け取ろうとすれば、10億円の預金が必要になります。
ですが、普段の支出を見直すなどすれば月に1万円の支出削減は普通にできます。
つまり、年間1万円節約することで、銀行預金で言えば10億円預けるのと同じ効果があります。
このように「使い方」を変えることは資産形成を考える上でも非常に重要です。
ただし、「無理やり使うお金を減らす」事は「無理なダイエット」と同じでリバウンドするのでやめておきましょうね。
FIREを目指すには、ポイントが2つあると思います。ひとつは、どれくらいお金を増やすか。もうひとつは、お金をどう使うか。僕はお金の使い方のほうが大事だと思います。だって、使わなかったら、そんなに大金はいらないでしょ。もし、年間100万円で暮らせるなら、2500万円もあればFIREできる人もいると思います。
確かに、「どう使うか」はとても重要です。
銀行預金から1万円の利息を受け取ろうとすれば、10億円の預金が必要になります。
ですが、普段の支出を見直すなどすれば月に1万円の支出削減は普通にできます。
つまり、年間1万円節約することで、銀行預金で言えば10億円預けるのと同じ効果があります。
このように「使い方」を変えることは資産形成を考える上でも非常に重要です。
ただし、「無理やり使うお金を減らす」事は「無理なダイエット」と同じでリバウンドするのでやめておきましょうね。
まとめ(厚切りジェイソンさんのようになるために)
読んでいてとても勉強になりました。
少し前にパトリック・ハーランさんの投資に関する記事を読んだのですが、少し似ているところもありますね。
リンクはこちら ⇒ 【お笑い芸人・パックンさん】投資を学んで人生を力強く生き抜く!ガールフレンドのパパから学んだ投資の金言とは
どちらにも言えることは、「自分なりの哲学をしっかり持っている」ということです。
そしてそれは生まれ育った環境や周りの人からの影響などの中で培われたものなのでしょう。
自分なりの哲学を持っているということは、例えれば「根っこや幹がしっかりとしている木」のようなものです。
「何に投資するのか」「どのような商品がいいのか」などはあくまで「枝葉」になります。
ですが、幹や根っこの部分は自分で考えなければいけないところです。本やセミナーなどでは枝葉の部分のみの解説になってしまい、それをそのまま真似したところでうまくいくかどうかはわかりません。
アメリカと日本の違いは
「何に投資するか」から伝える日本
「なんで投資するか」から伝えるアメリカ
といったところでしょうか。
私も
「もっと小さい頃にお金について色々教えてもらえたら・・・」
と思ったりするのですが、その分アメリカは日本と違い社会保障がほとんど無いので、それを言うのはないものねだりなのでしょう。
我々もこういった方々の事例から学び、「まずなんのために投資をして資産形成をするのか」を明確にすることから始めましょう。
ファイナンシャルプランナーの相談では、まず「目的」から明確にしていきますので、自分ひとりで考えるのができない方はどうぞお気軽にご相談ください。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
少し前にパトリック・ハーランさんの投資に関する記事を読んだのですが、少し似ているところもありますね。
リンクはこちら ⇒ 【お笑い芸人・パックンさん】投資を学んで人生を力強く生き抜く!ガールフレンドのパパから学んだ投資の金言とは
どちらにも言えることは、「自分なりの哲学をしっかり持っている」ということです。
そしてそれは生まれ育った環境や周りの人からの影響などの中で培われたものなのでしょう。
自分なりの哲学を持っているということは、例えれば「根っこや幹がしっかりとしている木」のようなものです。
「何に投資するのか」「どのような商品がいいのか」などはあくまで「枝葉」になります。
ですが、幹や根っこの部分は自分で考えなければいけないところです。本やセミナーなどでは枝葉の部分のみの解説になってしまい、それをそのまま真似したところでうまくいくかどうかはわかりません。
アメリカと日本の違いは
「何に投資するか」から伝える日本
「なんで投資するか」から伝えるアメリカ
といったところでしょうか。
私も
「もっと小さい頃にお金について色々教えてもらえたら・・・」
と思ったりするのですが、その分アメリカは日本と違い社会保障がほとんど無いので、それを言うのはないものねだりなのでしょう。
我々もこういった方々の事例から学び、「まずなんのために投資をして資産形成をするのか」を明確にすることから始めましょう。
ファイナンシャルプランナーの相談では、まず「目的」から明確にしていきますので、自分ひとりで考えるのができない方はどうぞお気軽にご相談ください。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。