本屋さんに行くと、家計簿コーナーって結構充実してますよね。
ただ買ってみたはいいけど、家計の見直しにつながらずに結局書かなくなってしまった…という人も多いはず。
それは多分、家計簿を書く目的が不明確だからです。
今回は家計簿の役割を考えていきます。
ちなみに、以前も家計の見直しについてこんなブログを書いていました。
合わせてご覧ください。
家計簿は〇〇するために書く
答えは簡単です。
家計簿は「行動」するために書きます。
ここで言う行動とは「家計の見直し」です。
なので、毎日の支出を記録するだけでは全く意味がありません。
「家計の見直しにつながる支出」を把握するように書かないと、いくら書いても改善につながらずに書くのを諦めてしまいます。
では、家計の見直しにつながるためには何を把握する必要があるのか。
ここからは家系の見直しの方法を少しだけお伝えします。
家計の見直しのポイントは「固定費の見直し」にある
家計簿をつける上でいちばん大切なのは、「毎月の固定費を把握する」事です。
固定費とは何かというと、毎月定期的に発生する支出の事です。
例えばこんなところがあります。
・電気代
・ガス代
・水道代
・電話代
・インターネット回線料金
・生命保険料
・損害保険料
・サブスクリプション
なぜ固定費を把握することが大切なのかというと、2つの理由からです。
見直しても大して影響がない
これらのものは、見直してもそこまで生活に影響がありません。
例えばお小遣いが5000円減ると、これまで買えていたものが買えないなどの変化があります。
ただ、電力会社を見直して電気料金が安くなったところで我々の生活に全く影響はありません。
これが、まず固定費から見直す理由の1つです。
1度見直すとかなり大きな効果がある
先程も書いたとおり、固定費は見直したところでそこまで生活に影響はありません。
ただ、1度見直すとその後見直した効果はずっと続くので、トータルではかなりの金額の見直しになります。
これが固定費から見直す理由の2つ目です。
ただ、見直しをするのは多少手間になる
固定費は、見直すことでの効果は大きいんですが、見直すまでが多少めんどくさいです。
お小遣いとかであれば「明日から減らします!」といえばすぐにでも見直せるんですが、電気代とか電話代とかはそういうわけにもいきません。
エネルギーがいるからこそ「どのくらいの見直し効果があるのか」を把握して、一気に見直してしまいましょう。
変動費を見直すときは「無理しない」事が大切
変動費は、外食や洋服など定期的に発生するものではない支出をいいます。
これらを見直すと家計の見直しはすぐできます。
ですが、ここから見直す人はたいてい挫折します。
変動費って、ある意味ストレス発散だったり心を豊かにしたりする目的があります。
それがなくなると結構ストレスがたまって、結果家計がリバウンドしてしまう事もよくあります。
では見直すときにはどんなことに気をつければいいんでしょうか。
変動費見直しは「価値判断」を明確にすること
変動費には「その人の価値観」が反映されます。
だからこそ簡単に見直せなかったりするんですね。
1つポイントをあげるとしたら、物を買うときに「なんのために買うのか」を再度考え直してみましょう。
その時に明確な理由がすぐに出ない場合は買うのをやめて見るだけでも見直しにつながります。
変動費については、すべてを記録できたらいいのですがそれはそれで手間になります。
スタンスとしては「大きな出費はしっかり記録する」というくらいのほうがストレスを感じなくていいと思います。
家計簿を続けるコツは?
ここまで、家計の見直しにつながるように「固定費」を把握することが家計簿を続けるコツだとお伝えしました。
ただこれだけだと、めんどくささに負けてしまって続けられなくなる可能性もまだ残っています。
もう一つ続けるためのコツをお伝えします。
家計簿アプリを活用する
アプリで管理することで入力の手間はかなり省くことができます。
たとえば、このような事が楽になります。
アプリなら毎日10分時間を取るだけで家計簿ができますので、かなりおすすめです。
しかも多くのアプリに無料プランがあり、その内容だけでも十分活用できますので、私は家計簿をアプリで管理してもらう事をおすすめしています。
ただ、たまにこんな批判を受けたりもします。
紙の家計簿で書いたほうが家計の見直しに効果が高い??
それは、「アプリで管理するより紙の家計簿のほうが家計の見直しに役立つ」というものです。
紙の家計簿の場合、自分で計算したり書いたりするから家計の見直しのやる気が出るそうです。
ただ、これは論点がずれていると思います。
紙の家計簿の方が家計の見直し効果が高いのであれば、それは「紙の家計簿を続けられるくらいモチベーションの高い人だから」ということだと思います。
あと、紙の家計簿は書くことそのものが目的となってしまい本来の目的を忘れてしまうこともあるので注意しましょう。
個人的には入力する手間がかからないアプリの利用をおすすめします。
具体的には「マネーフォワード」や「Zaim」といった有名なところを使っておけば間違いはないです。
個人的にはマネーフォワードを使ってます。
銀行口座と連携すれば毎月何が自動振替になっているのかもわかりますし、クレジットカードと連携しておけば使いすぎていないかも把握ができます。
私のような面倒くさがりにはアプリが向いていると思います。
もしまだ使っていないようであれば、本屋さんで家計簿を買う前に無料のアプリをダウンロードしてみましょう。
まとめ
家計簿の書き方についてまとめてみました。
・家計簿は「家計の見直しを行うため」に書く
・家計の見直しのポイントは
「固定費の見直し」を行うこと
・家計簿はアプリを使うとめんどくさくない
・「紙の家計簿のほうが家計の見直しに役立つ」
はウソ
「記録」や「保管」などについてはデジタルのほうがアナログより遥かに優れています。
私も生命保険・損害保険・共済の契約をまとめて管理できるアプリを導入し、お客様にご利用いただいております。
保険管理アプリ「保険簿」 ⇒ ダウンロードはこちらから
何事でもそうですが、「デジタルの得意なところ」と「アナログでしかできないところ」を理解し、うまく組みあわせることで何倍もの効果が発揮できます。
家計簿アプリや保険管理アプリは下記のリンクからダウンロードできるようにしておりますので、ぜひ使ってみてください。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
マネーフォワード ⇒ ダウンロードはこちらから
Zaim ⇒ ダウンロードはこちらから